
日本の紅白歌合戦への出場が決まった韓国の人気ガールズグループ「aespa」に対する激しい反発が巻き起こっています。特に、メンバーのニンニンが過去に投稿した写真が再び注目され、日本の歴史に対する敏感なテーマを引き起こしました。この写真は、原爆の象徴ともされるキノコ雲の形状を持つランプのもので、彼女が「可愛い」とコメントしたことが、日本の多くの人々から「不謹慎」と非難されています。
この事態を受けて、紅白歌合戦の司会者である有吉弘行が強い不快感を示し、彼のラジオ番組ではaespaの名前を読み上げる際に意図的に言葉を濁しました。この反応は、広島出身の彼自身の感情が影響しているのではないかと推測されています。
さらに、インターネット上ではaespaの紅白出場を中止するよう求める署名活動が始まり、11月20日までに11万以上の賛同を集める事態に。SNSでは「日本はK-POPを追い出すべき」といった過激な意見も飛び交っています。
一方で、aespaは香港で発生した大規模火災に対し、500万香港ドルの寄付を発表するなど、社会貢献活動も行っています。彼女たちの音楽的な成功とは裏腹に、過去の投稿が再燃したことで、文化的な誤解が生じ、国際的な交流が試練に直面しています。
この問題は、ただのエンターテインメントの枠を超え、国と国との関係に影響を及ぼす重大な事態となっています。今後の展開に注目です。